止まるな。
私は【鬱】になってしばらくは、
ずーっと家にいました。
立場的にそんな余裕は無かったのですが、
体と心が、どうしても動きませんでした。
その経験を振り返り思う事。
それは、
「止まってはダメ!」だという事です。
実質、何ヶ月間は動けていない、
つまり止まっている時間が私にはありました。
【止まる】ことに慣れてしまうと、
動き出すことが、非常に大変な作業になります。
それと、人生の中で【止まった時間】は、
後に必ず影響します。
走り出すにしても、
【初動】が一番、エネルギーを必要とします。
スピードに乗れば、【惰性】で走れるんです。
止まった状態から動き出すことは、
労力が多く必要だと理解してもらいたいです。
その上で、
止まってしまいそうな人に言いたいんです。
「止まるな。スピードを落とせ。」と。
止まりそうな人は、かなりのスピードで突っ走っています。
要は、無理をしているんです。
体も心も限界近くまで追い込んで、
スピードを上げている状態です。
すると、どうなるか?
【スタミナ切れ】です。
だから、止まりたくなるんです。
しかし、止まってはいけない!
止まらず、無理をしないペースで、
前進し続けなければいけません。
理由は、お解りですね?
私の個人的な意見ですが、
【止まった時間】の悪影響は大きいです。
今現在の私にも、そのシワ寄せが来ています。
もしかすると、この悪影響は、
私の人生で一生、付きまとうかもしれません。
ですが、あの頃の自分は止まってしまった。
止まらずにはいられなかった。
それが原因で、大きな代償を支払うことに・・・。
止まった後悔はしません。
ただ、ゆっくりでも動き続ければよかった。
この後悔は、あります。
だから、言いたいんです。
「止まるな。スピードを落とせ。」
ゆっくり、自分のペースでいいんです。
前進しましょう。